日々本を読んで、映画を見て、自転車に乗って、テニスをして家庭菜園でもしながら暮らすことを夢想していますが、残念ながら現実は理想とはほど遠いですが、たまに本を読んで、たまに映画を見て、たまに自転車に乗って、週末少しテニスをできるくらいの恵まれた生活をしています。

これまで自分が享受したものを社会に還元できないかと思ったときに、何を自分がずっと求めてきたかを改めて考えました。そして、自分がずっと悩んできたのは、自分が何者でもないということと、自分の居場所はどこなのだろうということで、そんな自分が何者かになるために、ここではないどこかへいくためには何が必要なんだろうと。お金だったり運だったりいろいろなものがあるんだろうけど、最終的に自分の力で現状を変えることができるものは「コミュニケーション」と「教育」ではないかとの結論に至りました。

「コミュニケーション」はもともと得意ではないので、「教育」に関してなにか提供できないかと思ってこのシステム作りを始めました。自分自身は学生の頃は学校の勉強をしなかったものの、自分が必要と思ったことについてはそれなりに勉強はしたので『あの時、もっと勉強していれば』とか思ったことはないし、自分がやってきたこと以上の見返りを求めるほど欲深ではないので現状には満足しているというか、納得しています。

いずれ応用問題も追加したいと考えているけれど、このシステムでは基本的に学校の授業の補完ができればよいと考えている。応用問題は基本的な問題の解き方を適切に組み合わせることができれば解くことができるので、まずは基本的な問題の解き方を理解できるようにサポートしたい。勉強でもスポーツでも基礎は地味に反復練習を行うことでしか身につかないと思うので、単調かもしれないけどコツコツと頑張ってほしい。応用問題は基本的な問題の解き方の組み合わせ方法さえわかれば解くことができるので、組み合わせ方法だけ知ることができればそれほど難しいものではありません。

偉そうなことを言えるような生き方はしてきていないけれど、勉強ができることそのものが何かを生むことはなく、勉強をしたことを生かして新しいことを作り出したり、考えたり、世界をよりよく理解することに意義があると思うので、勉強ができる機会があれば大事にして欲しいと思います。忙しかったり、逆になんとなく過ごしてしまうことは思った以上に多くて、勉強をできる時間は思う以上に少ないので。

世の中知らない、わからないことばかりで、自分で求めて調べて勉強しない限り、何も変わらずにどこへも行くことができないのだから、学校の勉強のサポートという狭い範囲のことではあるけれど、少しでもここを訪れてくれた人の何かが変わるきっかけになればうれしい。

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